アクティブレジャー最前線

2016.12.01
沖縄の観光施設-ガンガラーの谷で約50人が参加『アクティブレジャーの認証基準で、「女性美」テーマにヨガの実験事業を実施』

ガンガラーの谷でルーシーダットン

沖縄県のアクティブレジャー認証事業者らを中心に、メディカルフィットネス事業者、介護予防事業者、薬局、携帯電話事業者などで作っている「沖縄ヘルスケアビジネス研究会」は、11月20日(日)に沖縄本島南部にある沖縄ワールド内の「ガンガラーの谷(数十年前に鍾乳洞が崩れてできた洞窟や谷)で、「生命の神秘が宿るガンガラーの谷でルーシーダットン(タイ式ヨガ)」と銘打ったイベントを実施した。

当日は日曜日の夜にもかかわらず、20代~80代の約50人が参加するとともに、「女性美」をテーマにした健康運動サービスの有効性をこの目で見ようと、内閣府沖縄総合事務局や地元自治体、企業関係者など十数名が見学に訪れた。

1.事業の目的

本事業の目的は、

①健康運動サービスへの参加・継続のためのモチベーションアップの方策の一つとして、試合や発表会などがないヨガ系のプログラムにとって「特別な場所での実施」がモチベーションにつながる可能性があるかどうかの実証。
② 「女性美」というコンセプトが女性の心にどのように映り、イベント参加だけでなく、イベント実施に向けて日常のヨガ教室に通い続けようという行動変容にどの程度の効果があるかの実証。
③1回の健康運動サービスとしては、特に沖縄では破格の料金である「参加費3,000円」が、「特別な場所での女性美の表現」という魅力で納得してもらえるかという実証。
④ヨガはこれまでリラクゼーション的なプログラムとしてとらえられていたが、ポーズの一つひとつを検証すると今回のタイ式ヨガルーシーダットンは、姿勢矯正や筋力トレーニング的要素が多くロコモティブシンドローム対策に有効であることがわかってきた。また、ゆったりとした呼吸法などで内臓の筋肉も活性化させる効果があり、全体にロコモティブシンドロームだけでなくメタボリックシンドローム対策にも一定の効果があることがわかってきた。そこで、介護予防などの健康運動サービスを長らく手がけてきた健康運動指導士の照屋清美氏と、ヨガインストラクターの金野秀香氏にヨガを基調とした健康運動サービスプログラムの開発をしていただき、その効果検証を行った。
⑤沖縄ヘルスケアビジネス研究会では、自治体・保険者・企業などに活用してもらうために、近い将来健康運動サービスをコアプログラムに、健診・簡易検査・柔道整復師などによる個別保険外治療などをパッケージ化する商品を開発する予定である。そのコアプログラムとしての魅力が本事業にあるかどうかを実証することも大きな目的である。

2.事業成果

-特別な場所、女性美というコンセプトが集客につながった-

神秘的な空間演出で「女性美」を表現するという催しではあるが、健康づくりで一人3,000円というのは沖縄では比較的高額。最初は30名も集まれば成功・・・との思いもあったが、50名限定のチケットは実施3日前に完売した。その後も申し込みがあったが、開場←会場の安全性を考えるとお断りせざるを得なかった。

健康訴求より「女性美訴求」が集客では有効と言える。

 

-成果の詳細分析はこれから-

現在、実施後の参加者アンケートの集計、関係事業者からの「参加者からのヒアリング結果」をまとめている最中である。

また、近々研究会にて、本事業の成果分析を行うとともに、この成果をどう活用すべきかの討議を行う予定である。

このため、成果のとりまとめはこれからとなるが、新たな集客商品(健康寿命の延伸に貢献する商品)が生まれることに、関係者は大きな期待を持っている。

 

3.事業の特徴

演出や集客のためのコピーにも注力

健康ではなく「女性美」を訴求したプログラムであり、かつ1回3,000円という高額な参加費の事業である。

このため、当日の照明・音響などの演出もしかりと計画をため、前日にはテクニカルリハーサルも実施し、女性の美しい姿が洞窟の中に「ほわっ」と浮き上がるような雰囲気を作った。

ルーシーダットンチラシ

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